「ユマニチュード」を学ぶ


講師: 相渡さゆりさん(介護福祉士・認知症ケア専門士)

主催: 中山地区福祉ひろば (社協・ひろば役員研修も兼ねて)

        2019・2・26 参加者37名

 ユマニチュード、、、聞きなれない言葉ですが、これはフランス語です。

定義としては「知覚、感情、言語による包括的コミュニケーションにもとづいたケア技法」とされていて

40年ほど前フランスで生まれ、日本ではここ3,4年介護現場で活用されている考え方と150を超える実践技術からなるケアのことです。

 この中身について講師の相渡さゆりさんより丁寧、かつユーモラスなお話しをして頂きました。

1)認知症の初期症状として ( )内はsuzuki

・突然おこりだす 

・何度も同じことを言う (酔っぱらうとありそう)

・簡単なお金の計算ができなくなる(ある!)

・「食べる」「食べた」ことを忘れる 

・風呂に入らない、同じ服装で何日も過ごすなど、清潔さに無頓着になる(若い時から)

・暑さ、寒さの季節感がなくなる 

・帰宅できなくなる 

・料理の仕方がわからなくなる

・短期的記憶がなくなる (昔のことはおぼえている)(ある)

などのことがある。

認知症介護は精神的疲労が蓄積する。デイ・サービス等を利用し時には当事者と距離をとることが望ましい。

2)ユマニチュードの4つの柱

① 見る・・・見つめながら会話位置へ移動、アイコンタクトが成立したら2秒以内に話しかける。

       この時、20センチほどの近距離で親しみをこめた視線を送る。

② 話しかける・・・たとえ返答がかえってこない方に対しても積極的に話しかける。出来ないことに対して否定しない。

③ ふれる・・・優しく声をかけながら、背中や手を包み込むように手のひらを使って触れる。

        突然無言でふれたり、さわられて嫌なところをさわったり、また指の先だけで触ることはしてはいけない。

④ 立つ・・・一日最低20分は自力で立つことをめざす。筋力維持、骨粗しょう症防止。

       広い視野を保つ 

以上の4つのことを総合的にやることが大事と実践をまじえ話されました。

「ユマニチュードは相手が(理解できる形)で届けるケア技術であり、認知症の人を病人ではなく、あくまで人間として接することで信頼関係が芽生え、周辺行動が改善する。今後多くの介護の現場や家庭で実践されていくことと思います」と話されました。


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